あの空は夏の中

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THIS IS US/ディス・イズ・アス<シーズン1>

私の大好きなブロガーのくまこさんが好きな海外ドラマで

紹介されていました。

 

こちらが、くまこさんのブログになります。

www.jibun-iyashi.com

www.jibun-iyashi.com

 

普段、私は誰かのリクエストやオススメとかスルーして

好きなものだけ、興味があるものだけ見る主義です。

 

このドラマに惹かれたのは

昔、海外ドラマにハマっていた時期が私にもありましたw

 

ビバリーヒルズ高校白書」シリーズや

ここでも記事にした「ファミリー・タイズ」とかねw

aoisakana5.hatenadiary.jp

 

男子なら「ナイトライダー」が人気だったし

親友は「特攻野郎Aチーム」が好きという渋い好みwww

多分、マニアックなところだと深夜にやっていた

「V」も私は見てたw

 

長らく海外ドラマから離れていた私が

多分、ファミリーものかな?と見始めました。

 

なんと、このドラマ<シーズン6>まである!!w

なので、全話完結してから書く主義ですが

シーズンごとにわけますw

 

36歳を迎える、それぞれのキャラたち。

このそれぞれのキャラたちが、どこかしらで

繋がるのかな?と見ていると

今、現在36歳を迎える3人の男女が

自分の誕生日に子供が生まれる夫婦。しかも三つ子。

その三つ子が、成長した3人の男女だとわかった。

 

1話で、この物語は現在と過去を

とても、うまい具合に進行させるドラマだとわかって

ストーリー構成に惹き込まれた。

 

ケヴィン、ケイト、ランダルの三つ子の人生と

3人の親であるジャックとレベッカの人生。

そして、そのメインのキャラたちを取り巻くまわりの人たちの

人生も描く。

 

これは、壮大な家族のドラマだった。

 

ケヴィン、ケイト、ランダルに

ジャック、レベッカという親がいるように

ジャックにも親がいて、どんな家庭で育ったのか?

親との関係はどうだったのか?

レベッカにも親がいる。どんな家庭で育ったのか?

親との関係はどうだったのか?

 

しかも、ランダルは三つ子のうちひとりが死産して

消防署に捨てられた赤ちゃんで養子として迎えられた子供だ。

 

そのランダルを捨てたほんとの親もいる。

母はランダルを産んで亡くなっているが

父のウィリアムは生きていて

そのウィリアムにも親がいて、どんな家庭で

親との関係も描かれる。

 

ケヴィンとケイトは、共依存な兄妹で

ケイトがトビーと恋人になり恋人を優先すべきところを

ケヴィンを選んだり・・・

このふたりが、きちんと自立していく過程も見どころだと思った。

 

ケイトは、肥満体型を気にしていて

痩せてる女性を見ると自信がなくなる。

可哀想になるくらい食事制限をしたり

いつもカロリーを気にしている。

これは、一度も痩せ体型になったことがない私も

すごく、わかる。

 

私の知人に「太っている人がキライ」って人がいた。

理由は「自分の体型も管理できない人がムリ。だらしない」

と言っていた。

ストイックに体型維持している人もいると思う。

でも、病気で太ってしまった、または薬の副作用で

太ってしまった人だっている。

その知人は「メンタルが弱い人もムリ」と話してたから

もう、そもそも私のようなメンタルも弱々でデブとは

住む世界が違うようだw

 

ちなみに、私が自分のことを「デブ」と言うと

すごーーーくパートナーがイヤな顔をする。

家族から一度も「デブ」やら「ババア」と言われたことはない。

家族は、私の全部を愛してくれているから

私が自分の悪口であってもイヤなんだと思う。

 

ケイトも、いつか体型なんて気にしないで

自分らしく生きてほしい。

 

ケヴィンとランダルは、子供の頃から

あまり仲が良くない兄弟。

そんなケヴィンからの相談の電話にランダルは

きちんと相談にのる。

このシーンは、とても、よかった。

 

ランダルは、自分を捨てたウィリアムを

家に住まわせることにする。

ウィリアムが、ランダルを捨てた背景には

母と妻を亡くしてコカイン中毒になった経緯があった。

 

ランダルが、高潔で完璧であれと思っていることを

一番わかっている妻のベスは、ウィリアムに

ランダルがストレスで目が見えなくなった過去があると

もしランダルを傷つけるようなことをしたら

許さないとも話す。

 

なんて強くて凛々しい妻なんだろう。

こんな妻がそばにいたら、ランダルは大丈夫だろうと

安心した。

 

そして、ウィリアムは

日本や韓流だったら、絶対、毒親として描かれると思うけど

このドラマは、そうじゃない。

 

ウィリアムは、人生で間違いを犯したが

ランダルと、ほんとは一緒に暮らしたいと思っていたし

ランダルの家族だけでなく近所の人たちからも慕われる人間だ。

末期がんになって、死を恐れていなかったけど

ランダルと再会してランダル一家と暮らすうちに

死ぬのがコワくなったと話す。

ここも、ほんとに切ないけどいいシーンだ。

愛する人たちを残して逝くってコワイよね。

もっと、一緒にいたいよね。

 

そして、レベッカは再婚していた。

三つ子の父であるジャックは、すでに故人だった。

レベッカの再婚相手は、ジャックの親友であるミゲル。

 

文字だけ見ると、おお・・・情報量よ・・・

と、思うけどw

 

シーズン1 全18話で、それが全然とっ散らかってない。

とても丁寧に描かれている。

 

ジャックは、母に暴力を振るって酒浸りの父に対して

こんな親にはなりたくないと思っているし

レベッカも、自分の母が苦手だ。

 

娘のケイトも、母であるレベッカが苦手なんだよね。

レベッカが自分の母を疎ましく思っていたように

ケイトも、またレベッカを疎ましく思ってる。

これは、母と娘あるあるなんじゃないかと感じた。

 

このドラマで、私が一番、驚いたのは

 

ジャックは、レベッカと出会って人生が変わった。

ウィリアムも、バスで一目惚れした彼女と出会って

人生が楽しくなった。

ランダルを発見した消防士は、初めて妻と会った瞬間

恋に落ちた。

 

みんな、生涯のパートナーとの出会いが

人生を変えるほどの素晴らしい出会いだったと話していて

これは、日本人の私には衝撃だったな。

 

そんな人生を変えるほどのパートナーとの

夫婦生活は、いい時ばかりではなく

ジャックとレベッカにも溝ができるし

消防士は離婚寸前だ。

 

ミゲルも、長く連れ添った妻と離婚する。

その離婚の考え方も

「人生の分かれ道。結婚生活を守るために

立ち上がって必死で戦うか。

疲れたことを認めて諦めるかだ。」

と話している。

ジャックは、ミゲルよりも古い考え方の人間だから

離婚を悪だと思っているしミゲルの離婚に納得しない。

 

子供たちが、思春期になるとジャックは

幼かった子供たちを懐かしむし寂しく感じて

もうひとり子供がほしいと言うけど

レベッカの方は、子供たちが成長して

やっと大好きな歌を再開していた。

しかも、思春期には思春期の子育ての悩みがあると

気づいたふたりは、4人目どころではないと話す。

 

ジャックは、真面目で子供たちにとっても

いい父だ。

夫としても努力している。

それでも、溝ができるんだ。

そして、その溝のせいで、過去にやめていた

お酒を辞められなくなっていた。

 

レベッカのやっと自分のやりたいことが

できるようになって

3人の子供を同時に必死に育児して

大好きな歌を歌える時間もレベッカにとって

子供と同じくらい大事なことだったと思う。

 

私のムカつきポイントは、レベッカ

純粋に歌を歌いたいと思ってるのに

バンド仲間の男がキスしようとしたこと!!

まぢで許せない!!

レベッカをバカにしている。すごく失礼。

もう、私的にはジャックがバンド仲間の男を殴るけど

レベッカも平手打ちくらいしていいと思ったよ。

私ならボコボコにしてるwww←

 

恋多きケヴィンは、トビーから

たったひとりを思い浮かべて愛をささやく相手を

想像しろと言われて

なんと、どちらも選べないと言っていた

女優でも脚本家でもなく元妻のところへ行く。

 

てか、結婚してたのかw

ケヴィンwww

しかも、元妻は子供の頃からのガールフレンドでもあり

ケイトの友達だった。

 

ジャックの死因はわからないけど

ケヴィン、ケイト、ランダムが

30代を超えてもココロの傷になっている。

 

特に、ケイトは恋人であるトビーに

父のことを話すのはムリだと言う。

ただのブラコンではなく、深い傷があるようだ。

 

ウィリアムを亡くしたランダムに寄り添うのは

ケイトだった。

ふたりも父を亡くすなんて・・・と

ランダムを抱きしめる。

 

私自身、実母も義母も亡くしている。

やっぱり、親を亡くすシーンは涙が出るし

その深いココロの傷が癒えるのは容易ではない。

 

ランダルが、ほんとの親を探していることを知りながら

ウィリアムの存在を隠していたレベッカに対して

ランダルが怒って、そこに幻のジャックが現れる。

ジャックに

「大好きな母さんが僕に嘘をついていたんだ!!」

と訴えるランダルに

ジャックは

レベッカにも誰にも言えない悩みを抱えていた。

それぞれ、まったく違う個々の性格をもった子供を

3人も同時に育児すること」

 

このジャックは、ランダルの幻なんだけど

ランダルだけでなく3人にとっても

偉大な父だったんじゃないか?と思った。

 

大げさに音楽で盛り上げて

「さあ!!ここは泣くところですよ!!」

なんて演出も、もちろんしていない。

 

そもそも、私は泣けるドラマだって知らないで見てるw

 

登場人物に一切、悪い人が出てこない。

それぞれの背景を丁寧に描いていて

自然に感情移入して涙が止まらなくなったり

時には声が出るほど泣いてしまう時もあった。

 

シーズン1の最後にジャックの言葉で

 

「俺たちは親だ。できる限りチカラは尽くすけど

最終的に子供たちがどうなるかまではわからない。

いい決断をする時もあるだろう。

誤った決断の時もある。そして時には俺たちが

驚くようなことをやってのける」

 

ケヴィンは、映画に出るためロサンゼルスに向かう。

ケイトは、歌の仕事がしたいと言い。

ランダルは、赤ちゃんの養子をもらいたいと言う。

 

キリのいいところで終わってないのでw

すごーく続きが気になる終わり方です。

 

数々のドラマを、たくさん見た。

きっと、その年代、年代に合ったドラマを。

恋愛に夢中な時は恋愛ドラマをいっぱい見たし

仕事をしている人が、恋愛ドラマより仕事ドラマを

見るように。

 

ちょっと、恋愛ドラマも自分が感情移入できるものが

ほんとに、びっくりするくらいなくなったので

同世代であるくまこさんが好きって紹介してくれたことで

もう、どのキャラにも感情移入できるドラマに

ほんとに感謝している。

 

ちなみに、好きなキャラはベスですねw

自分にはないところが眩しく感じます。

あとは、ウィリアム。

ウィリアムは、私と同じく弱い人間。

だけど、彼はすごくチャーミングなんだよね。

おじいちゃんはゲイだよって

フツーに言う次女のアニーも最高っすねw

 

ではでは、シーズン2を見終わったら

また、「THIS IS US/ディス・イズ・アス」の記事を

書きますので、お楽しみにw

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