やがて今も忘れ去られる

徒然なるままに雑記ブログ

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共有できない病、そして

私は、長らく人と物を「共有できない」人間だった。

 

まず、うちの方針がおかしかったせいだと思う。

 

弟が、自分のお小遣いで買った

週刊少年ジャンプ」を

私が勝手に読んだら、弟が怒り出し

母からも怒られた。

 

自分も読みたかったら、自分のお小遣いで買えと

母から言われた。

兄弟仲良く一緒に読みなさいではなく・・・

一家に、「週刊少年ジャンプ」2冊もいる???

そんなムダなことってあるだろうか?

 

ほんとは、「週刊少年ジャンプ」を読みたかったけど

ヤングジャンプ」を買った←

 

中学生の時、親友たちと一緒に行った本屋で

立ち読みしたマンガが面白かったから

数日後、その単行本を買おうと思うって親友に話したら

「そのマンガは、みーちゃんが買ったから

魚は別のマンガを買いなよ。

そしたら、みんなでいろんなマンガが読めるし」

親友には、もちろん悪気はない。

 

ところが、私は、そこで

ますます、こじらせてることになるw

 

人と同じマンガは買わない=自分が買ってるマンガを買ってほしくない

 

高校の頃の彼氏が、それを知ってて

私が、買っていた単行本と同じ単行本を買って

本棚の奥に隠していた。

 

もう、大激怒。

あまりにも怒りが収まらなくて

その新人作家の単行本をすべて売ってしまった。

すごく大好きだったのに・・・

今でも、単行本のタイトルも絵柄も覚えている。

 

もう、誰にも自分の買った単行本は貸さないし

読ませないと誓った。

 

そんな、こじらせたまま、私は大人になった。

 

パートナーとの出会いは、「エヴァ」なので

エヴァ」の単行本、フィルムブック、LD BOX、CD、グッズなど

すべてが、ほぼ被っているw

そして、それらが、うちに両方ある状態だw

オタクゆえ好きなものは、いくらあってもいいwww

 

最初の頃は、パートナーのマンガを読ませてもらって

あ、いいなー、欲しいなー

自分の物にしたいなーと思ったら

パートナーに聞いていた。

「これは、私が所有してはダメだろうか?」

パートナーは、笑いながら

「別にいいよw

どっちが買っても、どっちが持っててもw」

 

あんなに、こじらせまくった感情が

時間をかけてほどけていった。

 

今は、別に家族の誰が読んでもいいし

家族みんなも、好きに読んでいいよって感じ。

 

それが、普通だよって思われるかもしれないが

それが、普通じゃない家で育ったために

こじらせたのだw

 

それに、高校の頃の彼氏のこと

私は、まったく好きじゃなかったのも大きかったと思う。

 

エヴァ」にハマった時

その彼氏と一緒にエヴァの話をしたいと

一度も思わなかったし

本当に心底、エヴァが好きな人と語り合いたいと

思っていた。

 

それが叶ったのは、今のパートナーなんだけどねw

 

物への執着というか、頑なだった所有欲というか

今は、嘘のようになくなっている。

 

ただ、それは物欲とは別なのでw

物欲は、私もパートナーも

果てしなくあるのであったw

オタク夫婦あるあるwww

One Last Kiss

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