あの空は夏の中

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「親」とはなんなんだろう???

自分は、細胞分裂の繰り返しで生まれてきた

物体だと思っている。

 

自分の意志とはカンケーなく

親が勝手に産んだ物体。

 

母は、自分で産んだ子は自分の所有物だと思っていたし

運命共同体と思っていたんでしょう。

 

「親」という存在は「子」より偉いと母は思っていたし

言っていた。

親に歯向かうなんて食わせてもらってる身でおこがましいと。

 

たしかに、私は産んでもらった身かもしれないけど

「両親」を「親」になれなかった「親」だと

中学生の時点で思っていた。

 

望んで産まれてきたわけじゃないから

「死」くらいは自分で選びたいよと本気で思っていた。

「死」くらいしか選択肢がないと思っていたから。

 

母が望んだ人生のレールを私は生きて行くしかないのか?

 

そんな、私が子供を産んだ。

 

私は、望んで産んだし子供には幸せになってほしいと

ココロから思ってる。

 

私から産まれたとしても、子供は別の人間。

子供には、子供の人生がある。

選択肢を自分で決められる。

 

ただ、そこまで大きくなるには

産んだ私たちが支えていかなきゃいけない。

きちんと学校に通わせて教育を受けさせる。

そのためのお金も私たちは、きちんと払っていく。

それはあたり前のことで特別なことじゃない。

それをしたからって、私たちが偉いわけじゃない。

 

生きていく上での、大切なことを教えるのも

先に産まれた人間としての最低限のことだと思う。

 

「子供を産んで親として成長させてもらった。親になれた。」

 

という言葉に、私はなんとなく違和感があった。

 

「親」って、なんなんだろうな?

産んで育てれば「親」なのか?

 

そんな疑問を、ずっと持ってた。

 

だって、私は、まったくいい親ではない。

自分のことで、いっぱいいっぱいだったし

鬱病になって寝たきり&自殺未遂を繰り返してた。

子供には、かなり寂しい思いをさせたと思う。

 

子供が、親を無償に愛するキモチは

自分が実感してるからわかる。

 

私は、どんなにクズな親でも特に母親ってのは

「特別」なんだよね。

愛されたいと思うよ。

どんな理不尽言われたって愛されたいんだよ。

 

だから、子供が私を愛するキモチはわかる。

こんなダメな人間でも。

でも、それに甘えちゃいけないと思った。

 

子供が、中学生になった頃

私の呼び方に困って名前で呼ぶことを選んだ。

 

私は、子供が産まれた時

名前で呼ばせていた。

でも、義母から名前で呼ばせていることを嫌がられたので

しょうがなく「ママ」と呼ばせることになった。

 

名前で呼ばせたかったのは

私たちは、「対等な人間」だよって

キモチからだった。

 

だから、中学生になって思春期で「ママ」と呼ぶのが

はずかしいと思ったのは私にとっては好機だった。

 

今でも、子供は私を名前で呼ぶ。

 

子供が成人するまで、私は、ずっと考えていた。

 

「親」ってなんなんだろう、と。

 

子供が産まれて、一緒に公園に遊びに行って

四季を感じて、運動会に参加したり・・・

 

私も一緒に子供と共に、人生のやり直しをしてたのかもしれない。

失われた子供時代のやり直し。

 

そして、私なりの答えが出たから

このブログを書こうと思えた。

 

「子供が産まれて私は人間として成長させてもらった」

 

ひとりだったら、経験できなかったことも経験した。

 

そして、自分より大切な存在ができることは

なんて大きいんだと思った。

 

自分のことで泣くよりも、子供のことで泣く方が

ずっと、ずっとつらかった・・・

 

自分の人生は真っ暗で、これが続くのなら

つらすぎて早く死にたいと思っていたけど

 

そのつらさなんて比にならないほど、つらいと感じた。

 

自分勝手でわがままな私だけど

自分以外の人のことでココロを痛めたり泣いたりする。

 

私は、人間として、いろんなことを教えてもらって

成長させてもらったんだなと感じた。

 

そして、私の発言が時代錯誤な時は

子供は、その言い方はダメなんだよ!と言うし

口ケンカもするw

大きなケンカはないけど、ちょいちょいぶつかっては

言い合いをする。

 

もう、私の存在がハラスメントでいいよ!!とwww←

 

まぁ、それを見てパートナーは笑いながら

「君たち仲良いねw」と言うし

兄妹みたいって言う。

 

子供は、ひとりっ子だけど、しっかり者だ。

 

ひとりっ子が、わがままで自分勝手になるなんて

気にしなくていい。

環境やその子の性格で違うんだから。

 

私の口癖は

「あいつは、私をディスるために産まれてきたんだ!!」

と冗談で言うw

特に、私の絵が好きじゃないと言われるのが地味に傷つくwww

ほんと、まぢでw

 

私自身が、一番楽しいはずの10代、20代が

ほんとにつらかったし誰にも相談できないで

「死」に囚われていたので

 

子供には、ひとりで悩んで「死」を選ぶことは

絶対にしないでほしいと思いながら暮らしてきた。

 

そのためには、子供にとって居心地の良い家庭環境が

必要だと思ったし。

 

私とパートナーは仲が良いしお互いに尊敬してる。

私がパートナーを尊敬するのはわかるけど

パートナーが私を尊敬するところなんてないと思うので

何を尊敬してるのかは疑問だけど。

 

お互いにキライなところもないし

出会った頃と変わらないカンケーが続いてる。

 

いや、私の方は、釣った魚にエサをやらないタイプだと

知ったのでw

私は変わったなw

 

パートナーについて回る犬だったのが

結婚後は、猫だからw

 

家庭内で、暴力や怒鳴り声がない。

両親が仲が良いは、きっと子供にとっても

居心地が良いのかもしれない。

 

気がつくと、狭い寝室に3人で横になって

それぞれゲームしてたり寝てたりするからw

 

義母が「子供が3人で生活してる家庭」と

よく心配してたけど

その通りだと思うw

 

でも、子供3人で対等で、なんとかやっているよ。

どうか、天国から安心して見ててほしい。

 

いろんな家庭のカタチがある。

どれが正しいとか間違ってるとかない。

ほんとにいろんなカタチがあっていいんだよ。

 

家が嫌だから出たいという理由ではなく

「一人暮らしに憧れてる」という理由で

家を出る選択をした子供。

 

よく、一人暮らししても家事はしたくないからって

実家に食べに帰る人はいたけど

子供は、土日に帰ってこようかなって理由が

自分がいなくなったら、誰が洗濯物をするのか?

掃除をするのか?

心配だから、家事をしに帰って来るって言ってたので

 

掃除なんてしなくても死にゃしないよーと

思ってる私に似なくてよかったなーw

 

でも、私たちのことよりも

自分のことを考えて、自分なりの幸せを見つけてほしい。

 

これからも、たくさんの楽しいことを見つけてほしい。

 

最近

「自分の誕生日は、母親が一生懸命産んでくれた日でもあるから」

と、母親に感謝を言うのを、ちょいちょい見るけど

 

私は、子供の誕生日は、やっぱり

無事に産まれてきてありがとうの日だから

君から感謝されるより

「無事に産まれてきてくれてありがとう。誕生日おめでとう!!」

と、言いたいよ。

 

そんなブログを書いてる今日は子供ではなく

私の産まれた日なんだけどねw

 

母に産んでくれてありがとうなんて

やっぱり思えないんだよなw

母が他界してても感謝なんてできない。

 

たった一度だけ、人生で一度だけ

「私はこの日のために産まれてきたんだ・・・」

と自然と悟ったのは

子供を出産した瞬間だった。

君を見た瞬間、そう思った。

 

だから、やっぱり、君の誕生日は

君に感謝したいよ。

Happy birthday

Happy birthday

HAPPY BIRTHDAY

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