あの空は夏の中

雑記、ドラマ、映画、本、芸能人ブログ

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もう、帰る場所はなくなってしまったけど

お義父さんが、いなくなって

まだ3ヶ月・・・

 

私のメンタルは、今までにないくらいに

落ちてしまった・・・

 

お義父さんだけでない。

お義母さんのこと、ママのこと・・・

 

これから、どれだけの人を見送るのか・・・

 

そんなことを思うと

よく晴れた外にいても

涙が止まらないまま、歩いていた。

 

もう、フラっと自分が消えてもいいとさえ

思った。

 

めんどくさいな~w

なんて思いながらも

大切な人たちの役に立ちたいと思ったし

その繋がりが、どんどんなくなっていく・・・

 

メンタルが、ほぼ治っていたので

再発しないための後のケアだった

心療内科は月1になっていた。

今は、緊急事態だと主治医が判断して

2週間おきに通院になり

長年、お世話になることもなかった

抗うつ剤を2種類出された。

他の薬も増えた。

 

何をやっても気力がなかった。

気づくと泣いていた。

 

やりたいことが、いっぱいあるのに

頭の中に霧がかかったように

ぼーっとして何もできなくなった。

 

お義父さんが、いなくなったことで

維持できないものは消えていくと

わかっているのに

なかなか、動けなかった。

 

抗うつ剤や薬のおかげで

私は、思い出を残すために

チャリに乗った。

 

よく、ひとりで母屋に向かうと

ここから、お義母さんが歩いてくるのが

見えた。

 

このハウスは、お義母さんの思い出が強い。

夏休み、冬休み期間

ずっと、息子と一緒に母屋に泊まり

畑を手伝っていた。

 

当時、お義父さんが育てていた小松菜。

 

外の畑。

お義父さんがいなくなってから

わかっていたけど・・・

こんな姿になってしまった・・・

 

いつも何かしらの野菜が、たくさんできてて

枝豆ができたから採りにおいでと言われて

抜きに行ってた。

 

夏野菜が好きだったから

毎年、楽しみにしていた。

 

本当に、甘くて、おいしかった。

親友や友達に、おすそ分けしたりしてた。

 

このビニールハウスでは、ナスやトマトを

たくさんもらっていた。

 

育てる人がいなくなると

こんな姿になってしまうのか・・・

と、悲しいキモチになった。

 

こっちのビニールハウスに向かう道で

お義父さんが歩いてくるんじゃないかと

思うくらい

いなくなったことが、まるで

嘘のようだった・・・

 

もう会えない、なんて・・・

 

もっと、会いたかったし

一緒にいたかった。

 

お義父さんも、お義母さんも・・・

 

お嫁に来て、知らなかったことを
たくさん知った。

 

お盆の準備も、毎年、手伝った。

 

人生で、初めて馬と牛を作ったのも

お嫁に来てからだ。

 

お義父さんが、残した干し柿

 

いろんな思い出の場所を撮りながら

思った。

 

たくさんもらった野菜の写真が

ほとんどない。

いや、あまりにも写真が少ないことに

どうして、もっと写真を撮らなかったのか・・・

と、思ったけど

 

こんなに早くいなくなるなんて

思ってもいなかったんだよ・・・

 

よく、お義父さんは

「長生きしたくない」

と、言ってたから私は

「長生きしてほしいです」

と、言うと

「寝たきりで長生きして、家族に迷惑を

かけたくない」

と、言われて困っていたけど。

 

今なら、こう答えられるのに

「寝たきりになってから長生きしてほしいんじゃなくて

いつまでも元気で長生きしてほしいです」

と。

 

誰もいなくなった母屋の仏壇に

春のお彼岸も近いので、花を飾った。

 

お義母さんも、お義父さんも

西武ライオンズが好きだったから

ライオンズカラーで作ってもらった。

 

畑を見ていたら思った。

 

お義父さんは、ひとりでこれらの

畑を休みなしで早朝から育てて

仕事が趣味みたいな人だった。

(もちろん、お義母さんも)

 

まさに、お義父さんは

職人だったと思う。

 

そして、お義父さんは

いつでも、畑にいるように感じた。

これからも、畑を見守っているんだ。

 

そう感じられたことが

救いになった。

 

お義兄ちゃんが今、作っている小松菜。

 

まだ、たまに泣いちゃうと思うけど。

 

元気になろう。

 

もう、帰る場所はなくなってしまったけど

本当に、今の家族しか私にはなくなってしまったけど

 

今の家族が、私を支えてくれて

大切に大好きでいれてくれて

私も、大切で大好きだ。

 

パートナーを、こんなに優しい性格に

育ててくれた、義両親には

ほんとに感謝しかない。

 

今は、薬のチカラを借りてるけど

また、きちんと自分の足で立てるようになろう。

 

私が、元気に好きなことをやって

笑顔でいることが

きっと、親孝行になると信じて。

アポトーシス

アポトーシス