あの空は夏の中

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死やら宗教やら

もう、ほんとタイトルセンスがないから

AIにタイトルつけてほしいw

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母と手を繋いで立っていた。

たくさんの人が静かだった。

中央に、おじいさんなのかおばあさんなのか

わからないけど、お年寄りが棺の中にいた。

 

私は、母に

「ねぇ、どうして鼻の中に白いの入ってるの?」

と質問した。母は

えっ!!って顔をして

「なんでだろうね」

と答えた。

 

あの故人が、一体誰だったのかわからないけど

娘から、そんな質問をされて母は困っただろう。

 

それが私の一番古いお葬式の記憶。

 

次に覚えているのは、母方のばあちゃんのお通夜だ。

 

母が、ばあちゃんの棺を抱いて

ずっと声をあげて泣いていた・・・

 

あんなに泣いてる母を見たのは初めてだった。

今でも、鮮明に覚えている。

 

母にとって、自分の母親の死だ。

 

ひいばあちゃんも生きてたから

ほんとに早すぎる死だった。

 

あの頃、母は30代前半だったのかな?

 

そして、私は40代で義母も母も亡くした。

 

私の、10、20代は、とにかく早く死にたかった。

30代になっても、やっぱり早く死にたかった。

 

病気で生きられない人がいるのにと言われるたび

命があげられるならあげたいと本気で思っていた。

 

朝、目が覚めなければいいのにと

起きるたびに失望した。

 

ありとあらゆる自傷行為をやり尽くしたが

死ななかった。

 

私の意識が変わったのは、義母が亡くなった頃だ。

もう頼れる人がいない。

自分がいなくても息子を任せられると思った人が

いなくなった。

本当に、自分が、しっかりしなきゃいけないと

初めて自覚した。

 

母の病気を知った時は、現実なのに

現実感のない状態だった。

母が亡くなった時より、もう母がいないのだと

年月が経つほどココロの空洞が大きくなっていった。

 

こんな思いは、息子には、なるべく

早くに味わわせたくない。

1日でも長く長生きしようと思った。

 

自分が、母を亡くした時ではなく

自分が死んだ時に、悲しむ息子の姿が

あの日、見た母の泣く姿と重なった。

 

50の誕生日を迎えた。

 

1歳上のマツコが、50を境にカラダの不調やら

死がチラつく話をしてて

49の時は、そんな実感がなかったのに

50になった途端、マツコの言ってることが

リアルにわかるようになった。

 

健康なカラダで、いつまで動けるか?

せいぜい60だろうと思った瞬間

時間がない!!と焦った。

 

すでに50を通り過ぎて還暦が近い友人に

「50になったら超焦ってます!!」

みたいなLINEを送ったら

「まぁ、どうにかなるw」

なんて、仙人みたいな回答がwww

 

もう、焦る時を過ぎ去った人じゃ話にならないのかも!!w

私は、まだ悟りを開くほど未練がありすぎて

そこには到達しとらんwwwww

 

いつか行きたいなーなんて思っていた

北海道も沖縄も一度も行かずに死ぬかもしれない!!

四国だって行ってない!!

 

母が、50代の時、突然、北海道の友達のところへ

一週間だか二週間だか一ヶ月だかw

とにかく長い旅行に行っていた。

母は、初めての北海道を満喫して帰って来た。

 

母は、いつも自由気ままでフラリとどこへでも

行く人だったのに

そんな母でも、50になって焦ったのかもしれない。

 

やりたいことリストが必要だと思ったw

 

動けなくなってもできることは後回しにして

動ける時しかできないことをしなくちゃ!!

 

そう思っているのにカラダの不調が

足を引っ張る・・・

 

死が、チラつき始めて

「死」とは、なんなんだろう?

と、漠然と思った。

 

「死」とは「無」になることだと

私は思ってて

目をつぶって、そのまま意識がなくなっていくのかな?

自分が自分であることも、どんどん消えていくのかな・・・

砂のように何も残らず消えていくのかな・・・

 

初めてコワイと思った。

 

あんなに望んでいた死。

痛いことや苦しいことじゃなければ尚、よしと

思っていたのに。

 

眠ったまま、自分の意識が消えていくことが

コワイと思った瞬間に

 

ああ、だから、人は不老不死を望んだり

天国や死後の世界があった方がいいから

宗教に入る人もいるのか・・・

 

なるほどね。

 

でも、そしたら、若い人で宗教に入ってる人の

キモチはわからんなw

 

もし、宗教に救いを求めるとしても

50以上だろ・・・

なんて思ったり。

 

自分は、宗教に救いを求めようとは思わないけど

初めて宗教やら天国やら死後の世界を

必要とする人のキモチがわかった。

 

先人たちのマンガやアニメのおかげで

不老不死にも憧れない。

死なないことは死ぬことよりも、しんどいって

学んだから。

 

もし、私が、マンガもアニメもない世界に

生きていたら

不老不死や宗教に救いを求めたかもしれないな。

 

そんな、目のはしっこに死がチラチラしながら

カラダの不調に、げんなりしながら

 

一番、遠い聖地巡礼に行こうと準備中。

 

50代で、子育て真っ只中の人らは

どうやって折り合いをつけるのかな?

 

老後の蓄えよりも何より

この50歳から、10年間のための

貯金のが大事やん!!!!

みんな、貯金しろよーーーー!!!!

 

まだ、50になってない友人には

50になったら、まぢで死がチラつくから

その時は、ほんまに自分のやりたいことしなよ!!

 

仕事も大変、子育ても大変、親の介護もある

そんな50代だけど

ほんと、この残り10年で自分の人生かかっとるよ!!

今まで、人のためにガンバってる人も

この残り10年は、どうか自分のために

時間を使ってくれーと

 

先に、50代になった友人に

もっと早く焦ってほしかったのでw

 

私が、今、めちゃくちゃ焦ってることを

伝えるよーーーーーー!!!!!wwwww

40代じゃ笑い話だけど

まぢで、50になったら実感するからねーーーー!!!!!

 

そして、エヴァ信者の私は

庵野秀明カントクの地元でもある山口に

聖地巡礼するぜーーーーwwwww

 

ほぼ体力ないから、もしかしたら

着いてからホテルでダウンするかもだけどw

絶対、見ないと悔いが残るものだけでも

写真に残すぜーーーーーwwwwww

すばらしい日々

すばらしい日々