あの空は夏の中

雑記、ドラマ、映画、本、芸能人ブログ

「※このブログはアフィリエイト広告を使用しています」

※コメントはコメント欄にお願いします。
 ブクマでは全部に返信ができないため。

蒲田行進曲

昔、母がテレビで見てた古い映画。

 

母は、ほんとにテレビっ子だったから

様々な映画をテレビで見てたなー

まったく私の世代じゃ知らないはずの作品は

全部、母が見ていた影響だと思うw

 

いろんな人がパロディするくらいには

 

「銀ちゃん、かっこいい」

 

有名な映画だと思いますw

 

大スター銀ちゃん役が、風間杜夫

そして、大部屋役者たちから憧れていて

中でもヤスから、かなり慕われていた。

ヤス役は、平田満

 

古い映画なので、大スター銀ちゃんは

かなりメイクが濃いですwww

今なら、それってかっこいいか???

と思っちゃうファッションセンスですw

 

銀ちゃんの子供を妊娠した女優・小夏役が松坂慶子

当時の松坂慶子ってキレイでもありチャーミングで

ザ・女優って感じがしますw←

 

自分の子供を妊娠した小夏をヤスに結婚しろと

押しつける。

めちゃくちゃな性格です。

でも、それを承諾してしまうヤスは

銀ちゃん宗教にでも入ってるんでしょうか???

フツーなら断るよね・・・

ヤスにとっては、銀ちゃんはかなりのカリスマな存在なんでしょう。

 

ヤスと暮らし始める小夏は、銀ちゃんのことが

ずっと好きだし

ヤスは、こんな美人な人が一緒に???

と奇妙な夫婦生活が始まるわけです。

 

大部屋役者なので役もちょい役だし

お給料も少ない。

 

小夏の出産代のためにヤスはどんな仕事でも引き受けたり

ヤスの多分、地方の田舎?の実家に小夏を連れて結婚報告に行くと

町をあげてヤスの結婚を祝福される。

こんな美人なお嫁さんがとか感謝までされちゃう。

小夏は、徐々にヤスに惹かれていく。

 

そこにまた銀ちゃんの無茶ぶりなお願いを

ヤスはされちゃうんだよね。

 

新選組」という5年に1度の大作映画で

銀ちゃんは土方役に決まり、「階段落ち」という

一番のクライマックスで高さ10数メートルの大階段から

落ちる役者が決まらなかった。

 

大怪我、または死ぬかもしれないほどの危険な役だったので

誰もやりたがらなかった。

あたり前だw

そこで、銀ちゃんがヤスに頼む流れになるんだけど

 

ヤスは、それまで「いい人」ひたすら「いい人」だったけど

引き受けたはいいけど、やっぱりコワイんだよね。

その恐怖心から、小夏に怒鳴ったり

階段に釘が落ちてたと怒鳴ったり・・・

 

断れよと思うんだけどね。

どこまで銀ちゃんを崇拝するん???

子供ながらに理解不能でしたw

 

撮影所の外では、お腹の大きい小夏が

ヤスの撮影を祈ってる。

 

ヤスの「階段落ち」と共に小夏の陣痛が来て

救急車で運ばれる。

 

ヤスが、10数メートルもある「階段落ち」をして

上から、銀ちゃんが

「登ってこい、ヤス」

と手を差し伸べてて

ヤスは血だらけになりながら階段を這うように登り始めて

「銀ちゃん・・・かっこいい」

と呟くんだよね。

 

いや、いいシーンなんだけどさw

感動するんだけどさw

 

なんで、銀ちゃんのためにそこまでするの???

と思っちゃう映画だったんだよねw

 

しかも、小夏は無事に出産できたのか?とか

ヤスは死なずに戻ってくるのか?とか

気になるじゃん?

 

映画は、そこで役者全員がカーテンコールを迎えて終わるというw

子供だったので、え???

これで、終わりなん???

と、ええーーーー・・・意味わからん・・・

 

と思ったのが正直な私の感想w

 

でも、大人になっても映画の内容覚えているし

「階段落ち」のシーンも強烈に覚えている。

そして「銀ちゃん、かっこいい」のセリフもwww

いやいやいや、かっこよくないよ?とツッコみたくなるけどw

 

邦画が、まだまだ、やればできるって思える映画だったと

思う。

 

「いや~、ほんと映画っていいですね~」

 

なんて時代だったのかもw

 

意外だったのは、角川映画だったこと。

角川映画って、私はクソつまんないじゃんって

長年、思ってきた人なのでw

蒲田行進曲

蒲田行進曲

恋人も濡れる街角

恋人も濡れる街角