大量のペッパーくんが廃棄処分になった。
ペッパーくんを初めて見た時
まだまだ、ドラえもん誕生までは遠いと感じた。
たまにロボット開発のことを考えたりする。
もし、仮に、ドラえもんが誕生しても
ペッパーくんの二の舞いになるのではないか？
日本人がほしいと思ってるのは
日本人が、ロボットを使いこなせないがゆえの
ペッパーくん大量廃棄処分を招いたのではないか？
私は、今、「ポケGO」「ポケ眠」をやっている。
ポケモンなので、もちろん、しゃべったりはしない。
でも、もはや、これはゲームではないと
私は思っている。
「どこでもいっしょ」のトロに
いろんな言葉を教えては、覚えた言葉で
つたない会話を話すトロにキュンとしたｗ
ペッパーくんの見た目が、もう少し
可愛かったら違ったのか？
答えは否。
その昔
「シーマン」という育成シュミレーションゲームが流行った。
シーマンは、お世辞にも可愛くなかった。
それに性格も口も悪いｗ
それでも、私は、この「シーマン」がほしかったｗ
よく、池袋で遊んでいたので
サンシャインシティの中を歩いていると
「たまごっち入荷未定」と貼られていて
たまごっちってなんだろう？
すぐに、全国的に「たまごっち」の波はやってきた。
地元のヨーカドーで抽選だったので
ほしい人全員が買えるものではなかった。
たまごっちと呼ばれる生物のお世話をするゲームだった。
その「たまごっち」は、なんと息子が生まれても
再ブレイクをしたｗ
「たまごっち」をほしがる息子のために
早朝からトイザらスに並んで買った。
しかも、今もなお「たまごっち」は健在なのだｗ
私は、上記のものをすべて「電子ペット」のくくりで
日本人が、こよなく愛しているのは
この「電子ペット」でしょう？
と思っている。
ペッパーくんが、もっと役に立つものなら？
足がルンバみたいだったら掃除機ロボットとして
生き残れたか？
それも否。
ペッパーくんのサイズを考えてほしいｗ
同じ機能ならルンバ買うでしょｗ
ペッパーくんと違って
この電子ペットたちは何も役に立たないｗ
なんなら、こっちがお世話するほうだしｗ
外見や、どんなに役に立つものでも
日本人には向いていない。
今、ファミレスで活躍しているロボットを
ご存知だろうか？
猫ロボットと呼ばれる配膳ロボットで
名前は「ベラボット」と言うらしい。
見た目、カラダはまんま簡素な機械で
顔が液晶で変わるというシンプルな作り。
このロボットが、かなり人気だ。
なでると甘えたり怒る性格がそなわっている。
リアルロボットではなく
こんな簡素で液晶の顔で愛されるのだ。
なんて、ちょろいんだ日本人ｗｗｗ
今まで、電子ペットが愛されてきたのは
言葉をしゃべらなくても意思疎通ができたことだった。
そして、日本人の想像力豊かなところだと思う。
ペッパーくんをリアルでさわっても目つぶししても←
ノーリアクションだった。
本当に、ただの機械だった。
それに比べて、猫ロボットは表情が変わったりする。
前に、ロボットが手に入るとしたら
どんなロボットを選ぶか？というハッシュタグが流れた。
みんな、ガンダムとか大型ロボットは
所持が大変とか
現実的なサイズや機能性を述べている人が多かった。
なぜか、ロボットに夢がない日本人ｗｗｗ
日本人の性格は、熱しやすく冷めやすいので
どうか、猫ロボットに冷めて廃棄処分なんて
未来にならないことを祈りたい。
もしも、この先
日本人に愛されるロボットを作るとしたら
造形は簡素でいい。
表情は豊かで愛嬌があり
性格は、ちょっとアホでドジだったり
わがままだったら尚良し。
便利な機能性より親しみやすさを
重視した方が日本人には向いてると思う。
猫ロボットでわかったように
さわって反応するのも重要だ。
今まで流行った電子ペット要素と
失敗を繰り返してきたロボットたちの反省点を
踏まえて
２０２３年現在、私が考えるロボット論でしたｗ
そもそも、ドラえもんが長く愛されている理由は
あの便利なポケットの中の道具やタイムマシンではなく
のびたに、いつも寄り添ってくれる
友達のような家族のような、それでいてドジなところだと
思うんだよねｗ
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