あの空は夏の中

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最高の教師 1年後、私は生徒に■された

卒業式の日、生徒の誰かに殺された主人公

九条里奈が1年前にタイムスリップして

誰が犯人なのか?殺される未来を回避するための

1年間が始まる。

 

松岡茉優主演。

ほんと、松岡茉優は演技がうまいなー

 

生徒役には、芦田愛菜や加藤清史郎と

子役出身もいる。

 

自分の命を救うためなら引っ越すとか

いろいろと九条は考えるけど

結局、いぢめや家庭の問題と向き合っていく。

 

いぢめに関しては、私が、ずっと

思っていることを言ってるなと思った。

 

芦田愛菜演じる鵜久森は

クラスメイトから、いぢめにあっていた。

でも、本当に鵜久森を殺したいほど

憎んでいる人は、ほとんどいなかった。

 

自分も、いぢめにあいたくないからとか

空気を読んで合わせるとか

そーいうくだらない理由で

いぢめに加担したり見て見ぬふりをする。

 

これって、いつの時代も変わらないな・・・

 

九条が

「人を傷つけても何とも感じないあなたたちは

すでに人間ではないのかもしれない」

と淡々と言う。

 

この生徒たちを、根本から変えるためには

教室に監視カメラをいくつも設置して

常に監視しないといけないのか・・・

というある意味、絶望も感じたけど

 

工学研究会の生徒たちは

勝手に部室を占領されたりと

いぢめグループに対して

君たちに興味がないから自分らのことは無視してほしい。

ハブってほしいと言うんだよね。

 

ほんと、これなんだよ。

 

昔、大手のゲーセンでバイトしてた時

私と同じく「ときメモ」好きな仲間と

ゲーム雑誌見ながら盛り上がってたら

別のバイトが「キモチ悪ぃんだよ!!」と

怒鳴った後、更衣室のドアを蹴ってたんだよね。

 

私は、お前に何の迷惑をかけたと言うんだ?と

思ったよねw

 

それから、集団で執拗に、いぢめが始まったので

仲間のひとりはバイトを辞めたし

私の方は店長から

「何かあったら責任取れないから

しばらくバイトを休んでほしい」と連絡が入って

あー・・・

加害者側じゃなくて被害者側にガマンさせるのか

「いや、めんどくさいので辞めます」と

すぐ辞めて他のゲーセンでバイトを始めた。

 

そしたら、新しいゲーセンの鉄拳常連のひとりが

あの暴言を吐いたヤツだった。

え、まぢかよって思って店長に話したら

しばらく様子を見てくれて

「大丈夫だよ」と言われ

本当に、まったく絡んでこなかった。

ひとりじゃ何もできないヤツなんだって実感した。

 

ちなみに、うちのゲーセンは遅番の女子が

強かったから閉店時間になっても

鉄拳連中は帰らないから

ほうきでガンガン音出して帰れ帰れ!!って

圧力かけたりw

ゲームのブレーカーを落としたりwww

そんなんでも文句ひとつ言わなかったからねw

 

ほんと、自分が興味ない話なら

無視してほしいんだよ。

 

学校生活では、オタクだからって

いぢめにあったことはなかったので

まさか成人してから、こんなバカなヤツらと

関わるとは・・・

と心底うんざりした。

 

家庭の問題は、正直、教師が立ち入るのは

難しい。

 

母子家庭で、兄弟のためにバイトをしてる瓜生。

バイト代を他のことに使う母親。

 

九条や、瓜生の友達も家にやって来て

それだけでも、すごいなと思ったのに

本当に言いたいことはそれだけなのか?と

言われ瓜生が母親に対して

ずっと思ってたことを吐き出すシーンは

涙が止まらなかった。

 

最初は、瓜生が九条に文句を言うのも理解できるんだよ。

友達に家の事情とか話してほしくないとかさ。

私も、学生時代に親友にさえ言うことができなかったから。

 

九条が

「親の教えは大事だけど、思春期からは

親より、友達の方が自分の人格形成に深く影響を与えた」

って言葉は、たしかにそうだなと思った。

 

私が、こんなにアニメや音楽が好きなのって

友達の影響が大きい。

 

教師って、子供たちひとりひとりの未来が

かかっている大変な仕事だということも

気づかされるドラマだったと思う。

 

なんとなく教師やってればいいやって

教師たちも、九条が変わったことで

みんな変わっていったり

なんで教師になりたかったのか思い出したり。

 

学級崩壊や教師が生徒に何も言えないとか

すぐ親やPTA案件になるとか

今は、教師も大変だと思うけど

本来、教師って大変な職業だったと思う。

 

問題児の私の担任になった先生たちは

幼稚園から小学校まで

ほんとに、超厳しかったしコワかったけどw

同時に愛もたくさんもらったと思う。

 

あんなに問題児だった私は

幼稚園を辞めてくれとは言われたことがなかったのに

末弟は、幼稚園を辞めてほしいと言われたり

(幼稚園は別の幼稚園)

小学校にあがって私も勉強ができなかったけど

末弟は、学校ではそんなこと教えないから

塾に通わせてくれと言われたり

10年違うと、そんなに違うの???と

驚いた。

 

私は、ほんとに、まわりの人たちに

恵まれて支えられて成長したなって思うから

 

最初は、死を回避するためだった九条が

もう一度、きちんと生徒たちと向き合おうと決心して

ひとりひとりと向き合っていく姿がよかった。

 

生徒たちの抱える問題って

ほんとは、ずっと変わってないように感じるんだよね。

 

それに触れることがタブーみたいになってるんでしょ?

難しい世の中になったよね。

 

でも、どの時代でも、頼れる大人って

必要だと思う。

 

全10話。

ほんとに、いいドラマだから

見れる人は見てほしい。

ユアーズ

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