あの空は夏の中

雑記、ドラマ、映画、本、芸能人ブログ

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しょうもない僕らの恋愛論

40代独身デザイナーとして働く筒見拓郎のところに

大学時代、片想いしていた安奈から友達申請が来る。

 

大学を中退してから、一度も会ってない安奈との再会に

緊張しながらも行くと、そこに現れたのは当時の安奈そっくりの

娘・くるみがいた。

 

もう、ここでドラマを見てる人らはお察しなんだけど

安奈は故人なんだろうなって。

 

亡くなった母が好きになった人に興味がある。

そんなくるみが、拓郎に近づいていく。

 

高校時代から拓郎に片想いをしていた同級生

絵里も、告白して気まずくなるより友達を選んだけど

くるみの出現で、ほんとのキモチを言う選択をする。

 

最初は、冗談だと笑う拓郎にショックを受ける絵里と

ケンカしたままはイヤで仲直りしようとする拓郎。

 

冗談だと笑うって、どんなに親しい昔ながらの友達であろうと

それはデリカシーがないと私は思った。

私なら、100年の恋も冷めるわw

 

くるみは、離婚した父親のことがキライで

拓郎に惹かれるけど

幼なじみの悠から告白される。

 

私的には、拓郎はないなって思ってたので

悠いい子なのになーと思いながら見てた。

 

拓郎は絵里のキモチを受け取ってつき合うことになるんだけど

つき合った初日に、拓郎の家に泊まっただけでなく

カンケーも持ったのがわかった時

いやいやいやいや、いくら大人だからって

早すぎない?????

40代だからって早すぎない?????

 

だって、それまで拓郎は絵里をただの友達としてしか

思ってなかったのに手が早すぎない?????

 

ちょいちょい、絵里が拓郎に「あれ?」と思うところがありながら

前向きに先のことを考えてるんだけど

店のマスターに、拓郎が絵里のことを

「一緒にいて楽」「空気みたいな存在」と言ってて

あ、それはダメだ・・・

この男まったく絵里のこと異性として見てないよ・・・

 

絵里は、まったくモテない40代ではないんだよね。

絵里が働く会社の30代の後輩から告白されてるし。

 

くるみの方は、拓郎から絵里とつき合ってると言われて

告白する前に失恋する。

 

絵里の方も、拓郎に「空気みたいな存在」と言われたことで

「昔から?」「今も?」「これからも?」の質問に

拓郎は全部「うん」と答えて

絵里は別れを決めて出ていく。

 

そりゃそうだ・・・

 

大学時代、安奈を見つめる拓郎を見てきた絵里は

そのまなざしを自分には向けてないってこともわかってた。

 

切ないよね・・・

せめて友達としてそばにいようと思ったけど

やっぱり友達じゃなくて恋人になりたいと思って告白したけど

自分に対して恋ココロがないってわかっちゃうとね・・・

長い片想いだと、さらに切なさが増すよね・・・

 

私が、このドラマで一番笑ったのは

拓郎の働くデザイン会社で、若い男性社員が辞表を出したけど

「辞めます」しか書かれてなくて

この会社みんな仲が良いので、社長と社員たちが

「何が原因だったんだろう?」と悩む。

すると、社長が拓郎のせいじゃないか?とw

 

若い男性社員がカッターで切るたびに奇声をあげるので

拓郎が気になって「大丈夫?」「何かあった?」と

声をかけてた件。

社員たちは「それだ!」と言うw

「干渉してほしくなかったのかも」とかw

 

すると、今度は拓郎が社長のせいじゃないか?とw

社長は、コロッケが大好きで社員たちに配っていて

「アツアツのうちに食べてね」と若い男性社員には

「若いからふたつあげる」と言って渡した件。

若い男性社員は猫舌だった。

社員たちは「それだ!」と言うw

「猫舌だったのにアツアツのうちに食べてねとか言われたから」

「そもそもコロッケがキライだったのかも」とかw

 

すると、今度は社長がおばさん社員のせいじゃないか?とw

若い男性社員がコピー機?のところにいると

「あれ?髪切った?似合ってるね。どこの美容院で切ったの?

私もそこに行こうかなー、割引ある?

おそろにしようかなーw

首のホクロとかセクシーよw」

社員たちは「それアウトです」www

今は、外見のこと言っちゃダメなんですよ。

おばさん社員は「褒めたのに???」

「女性に対しても、キレイとかかわいいとか外見のこと

言うのダメなんですよ」

 

そう今は相手がハラスメントと思ったらハラスメントな世界w

 

私は、私の存在がハラスメントだと思ってるのでw←

 

これは、かなり笑ったw

結局、原因はわからないままなんだけどねwww

 

そんな居心地のいい会社では、デザイナーとして自分が活躍するより

若手を育てて将来的には社長の仕事を手伝ってほしいと

言われ悩みながら拓郎は独立を決め会社を辞める。

 

くるみの方は、美術大を希望していたけど行けず

別の大学に通ってバイトをしていた。

その大学には、幼なじみの悠がいないから

悠は別の大学に行ったのかも。

 

バイト先で、偶然、拓郎と再会するくるみ。

そこで絵里と別れたことを知る。

 

悠に会ったくるみは、拓郎と偶然会った話をすると

拓郎が絵里とつき合った時に諦めたと思っていたのに

まだキモチがあるのがわかったのか

 

「友達として言わせてもらう。まともな恋しろよ」

とだけ言う悠。

 

やっぱり、いい子だなー・・・

 

母親が好きだった人に惹かれる、そこには父性も感じているんだろう。

それは不毛で、純粋な恋じゃないこと

相手は自分じゃなくていいけど、ちゃんとした恋愛しろって

ことなんだよね。

 

くるみが、拓郎に告白すると

拓郎は正直に、くるみに安奈を見ていたと。

くるみがもし安奈の娘じゃなかったら?て質問にも答えて

くるみは、そこできちんと失恋する。

 

ドラマは、基本ひとりで見てるんだけど

たまたま、絵里が拓郎に告白してるシーンと

くるみが拓郎に告白するシーンだけ見た息子が

「この人モテるね」と言ったので

「なんでかね、ただのおぢさんだけどね」と

超冷たく言っちゃったw

 

これはね、ドラマだからねw

俳優も女優も、そりゃ、かっこいいしキレイですよw

 

でも、一般人の40代のおっさんなんて

私から見ても「なし」なんですよwwwwww

「ありえない」んですよwwwwwww

 

結局、拓郎は独身のまま、いつもの暮らしをする。

最後にマスターに、絵里に再会したと

「絵里、キレイになってたよ」と。

 

そう、絵里は拓郎と別れた後

前から告白していた30代の後輩から

転勤で遠距離になっちゃうけど好きです!!と熱烈に

告白されてOKしてたんだよね。

 

女性は次にいけるけど、男性は過去を忘れられない。

みたいなことを、このドラマは終盤で言うけど

そんなことないと思うよ。

 

てか、拓郎の鈍感さが、まわりの女性を

傷つけてたじゃんよ。

 

絵里の片想いの長さを考えたら

簡単に次に行ってないじゃんよ。

 

救いは、絵里がキレイになったって

言われたことかな。

 

タイトルに偽りなしの

「しょうもない」40代男のドラマだったw

 

拓郎は安奈に会いに行けばよかった。

告白すればよかったと後悔してる。

 

拓郎の昔からの仲間が大学時代に戻りたいって

あの頃は楽しかったと言ってたけど

私は、どの時代にも戻りたいと思ったことはないな。

 

つねに、「今」がいいと思える。

それは、すごく幸せなことだと思った。

We Good (Cover) [ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』より]

We Good (Cover) [ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』より]

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