あの空は夏の中

雑記、ドラマ、映画、本、芸能人ブログ

「※このブログはアフィリエイト広告を使用しています」

※コメントはコメント欄にお願いします。
 ブクマでは全部に返信ができないため。

好きと得意とセンス

ずっと、モヤモヤしてたことを考えてた。

 

「絵を描くことが好きで、続けていたら

ある程度、描けるようになる。」

ことと

「ゲームが好きで、続けていても

まったく上手くならない。」

という両極端のキモチをもっている。

 

それに対して、ゲーム大好き得意人間は

「絵と同じだよ。慣れだよ。」

と言った。

 

絵と同じ???

それは、なんか違うと思う。

でも、うまく言葉にできなかった。

 

ゲームは大好きだ。

それこそ、ゲームウォッチからファミコン

スーファミゲームボーイ、サターン、プレステ

スイッチ・・・

そして、ゲーセンのゲーム、アプリ。

 

「絵」と「ゲーム」の違いを考えてた。

 

「絵」は、「国語」的だと思った。

答えが、ひとつとは限らない。

 

「ゲーム」は、「数学」的だと思った。

必ずクリア条件があり、答えはひとつだ。

 

「絵」には、正解なんて存在しない。

みんな、それぞれに描きたいものが違う。

目指すものも違う。

 

でも、「ゲーム」は、どんなに複雑なストーリーや

選択肢、またはアクションがあったとしても

ゲームクリアというゴールがある。

そのクリア条件に辿り着けなければ永遠に

ゴールはできない。

 

私は、ゲームが好きだけど

ゲームが不得意でセンスがないんだと思う。

ある程度までは楽しめるけど

確実に、ここから先に進めない壁が現れる。

その壁には、法則があって

その法則がわかってないと進めない。

 

絵が好きで描いていて、壁が現れても

その壁には、法則はない。

自分なりの解釈と努力をすれば突破できる。

 

もちろん、どっちも壁が現れて

やめてしまう人も、たくさんいる。

 

ゲームは、努力や慣れなんて言葉では

片付けられないものがある。

 

それは、きっとスポーツ万能の人間が

「努力すれば早く走れるよ!!」

に似てる。

 

努力しても、努力しても

身体的に、どうにもならないものだってある。

 

逆もあると思う。

 

必ず正解があるものが得意な人だっている。

正解がないものの方が苦手な人だっている。

 

私が、「絵」と「ゲーム」を同じ土俵に思えなかったのは

そこだったのだと、わかったところで

もう、そのゲーム大好き得意人間と話すことはないだろう。

あの時、きちんと説明できたらな、と思うくらい。

 

でも、自分のモヤモヤしたものを放棄せず

きちんと答えを出せたこと

納得できる答えを出せたことに対して

文章化したかった。

 

ゲームは、大好きだ。

センスもなければ得意でもないが

気になるゲームには手を出すと思うw

例え、またゲームクリアができないとしても。

 

ゲームというものは、授業と同じで

勉強ができる人を基準に進んでいく。

躓いた人は、落ちこぼれていく。

もっと、難易度を!!というユーザーの声を

中心に、どのゲームも向かっていく。

 

人より、理解度の遅い人間用に

ゲームは待ってはくれない。

それこそ、家庭用ゲームを何年も何十年も

遊んでゴールするしか道はない。

いや、家庭用だってゴールできない確率のが高いけどねw

 

完全にゲーセンやアプリのゲームは

すぐに難易度があがるから

遊びたくても手が出ないほど引き離される。

 

でも、絵は、ひたすら描くだけだ。

 

私は、過去に何度も

「絵が描けるようになりたい」と知人たちから言われてきた。

そのたび、私は

「ひたすら描くしかない」

としか答えることはできなかった。

 

家に居場所がなくて、よく、うちに来てた知人は

ドット絵が描きたいと言っていて

マス目があるノートを用意して

うちに来れば、アドバイスくらいならするよーと

言った。

 

私は、知人の横で、ひたすら自分の絵を描いていた。

知人は、1枚ドット絵を描いては

私に見せて、ここをこうやったらいいと思うと

アドバイスして、また、お互い絵に向かった。

 

すると、知人は

「ずっと、何もしないでこうしてるんですか?」

あー・・・

飽きちゃったのねw

「私は、時間さえあれば、ずっと絵を描いてるよw」

何もしてないわけじゃないじゃん?

絵、描いてるじゃんw

とは、思ったけど

知人は、すぐにゲームを始めた。

 

それ以降、絵を描くことはなかった。

みんな、だいたい、ここで絵を断念する。

 

私が、くやしいと思うのは

ゲームが好きだからだ。

 

ゲームが好きで、飽きてない。

もちろん諦めてもいない。

でも、どーしようもない高い壁を超えられない。

本当は、どのゲームも自分の手で

ゲームクリアの景色が見たかった。

 

好きであっても、得意になるものばかりではない。

 

勉強はキライじゃないけど

どこから、わからないのかもわからない。

そんな子供の頃の自分と被る。

 

勉強だって、わからないことがわかった時の

あの感動を知ってる。

ゲームクリアの景色だって、とんでもない感動だと思う。

 

それは、絵のイメージが突然、降ってきて

そのイメージが、自分でも驚くほど描けた時の

感動と同じ。

 

どれも、感動が待っているんだよ。

 

誰もが、その感動に辿り着けるわけじゃないからこそ

「特別」なんだ。

 

だから、どんなジャンルであっても

どれも簡単なことなど、ひとつも存在しないのだと

わかってほしかった。

New Stranger

New Stranger