※障害の記事を書いています。
「発達障害」は、何かしら特化した「天才」である。
世間では、今、こーいう風潮にあって
私は、とても驚いた。
そんなわけないだろ・・・
米津玄師が、一般的に有名になった時
米津玄師は障害者だと記事が流れた。
呆れた。
そんな記事にも、負けず米津玄師は
たくさんの名曲を出し続けた結果
「天才」と呼ばれるようになった。
と、同時に「発達障害」は「天才」
も、セットになった。
私は、正直、「発達障害」のことは詳しくないし
米津玄師と菅田将暉がフツーに対談しているし
他のアーティストと一緒に飲んでたり
どこか？なにが？発達障害？と思っていた。
ネットでも、ちょいちょい見かける「発達障害」の文字。
私は、独自に調べたことがあったけど
その多さに、びっくりしたし覚えられなかったけど
「知的」が入るか入らないかで大きく違っていた。
「発達障害」は、何かしらの「天才」になる。
ただし「知的」が入らない場合のみ。
どの記事にも、そう書いてあった。
昔、鬱界隈で知り合った、かなり年下の子が
米津玄師が好きで
「歌だけでなく絵もうまい」と言ってて
どっちも、うまくなりたいと言っていた。
絵の道だけで、こんなに大変な思いをしている私は
音楽も絵も、どっちもうまくなるには
かなりの努力が必要だよ？
と、言ったのを覚えている。
ある番組で、偏差値３０以下で有名大学に
受かった映画にもなったビリギャルの実話で
まわりは「そんなのムリ」とバカにしてたのが
大学に受かった途端、「地頭がよかったんだね」と
言い出したと言う。
人は、人の努力を認めないと言っていた。
ビリギャルが、大学に努力で合格したことで
他人は、嫉妬や妬み
または自分が努力してこなかったことなど
いろんな感情を
「地頭がいい」
で、納得させたんだろう。
米津玄師が「発達障害」で「天才」であれば
同じように、人は安心するから
自分じゃ到達できない場所へ簡単に行けて
あたりまえだと納得させたんだろう。
でも、私は、ずっと、そんなことないだろ。
と思っていた。
自分は、鬱病になって２０年以上も苦しんできた。
いわゆる精神障害者だ。
「発達障害」は、普通の生活が困難であり
ストレスを抱える。
だから、鬱病にもなるケースが多い。
米津玄師も、もちろん鬱病になったことがあるし
なりやすい性格だと思う。
ライブで、米津玄師は
「時間が解決するは嘘だった」
と言った。
もう取り返しがつかなくなって
自分が変わっていくことにした的な
ニュアンスのことを言っていた。
若く見えるけど３０代なんだよね。
「発達障害」は大人になれば治るわけじゃない。
そして、音楽って、ただ作って歌うわけじゃない。
いろんな人のチカラを借りて売り出したり
ライブをしたりする。
たくさんの人の協力が必要で
それだけの人とコミニュケーションを取らなきゃいけない。
それに、米津玄師はマンガ家になりたかったんだよね。
でも、なってないじゃん？
米津玄師だって、いろんなことに努力して挫折してると
思うんだよ。
このライブを、誰よりも米津玄師が
一番、楽しく感じてほしいと思った。
それは、いちファンとして。
「発達障害」の子たちが、みんながみんな
何かしらの「天才」になるわけじゃないと思う。
なんなら、「天才」なんて存在しない。
普通に生きることも困難の中
努力して努力して手にしてるんだよ。
みんな、何の努力もしてないわけないじゃん。
知的が、あろうがなかろうが
障害が、あろうがなかろうが
みんな、一生懸命生きてることに変わりないじゃん。
この子は、将来、何かしらの天才になる！
なんて、まわりが勝手に決めつけて
「できて、あたりまえ」
できなかったら？
できない子だっているよ？
そしたら？なんていう気？
無責任すぎる。
私は、普通に歩いてても目立つ子だったから
よく、いぢめの対象になった。
だから
「普通になりたい」「とにかく目立ちたくない」
と、ずっと、思ってた。
平々凡々に生きてきた人は
「特別になりたい」
と、言うけど
人より、ちょっとでも違うことは
社会で生きにくいことを知ってる。
全障害者が、みんなが望むことって
「普通の暮らしがしたい」
だと、思う。
普通って、なんて素晴らしいだろうと
憧れるキモチ
みんな、そんな、ささやかな願いをもちながら
なんだか生きにくい世界で
自分の夢をもち努力してるんじゃない？
人は、自分にないものに嫉妬し憧れるから
結局、みんな同じじゃん。
と、私は思う。
ただ、違うのは
障害をもってる人は、普通の生活が困難だから
手助けが必要な時が多々ある。
「天才」だ、なんだと特別視しないで
普通に、努力したんだね。
で、いいと思う。
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