やがて今も忘れ去られる

徒然なるままに雑記ブログ

「※このブログはアフィリエイト広告を使用しています」

 ※コメントはコメント欄にお願いします。

巡りくる季節

子供の頃に、過ぎていった季節たち。

 

自転車を走らせていた。

前には、小さな君が座っている。

風が、キモチいいね。

 

信号待ち。

信号の3色の色に新緑が映える。

そして、青空。

 

フッと、横を見ると

向日葵が咲いている。

 

2歳の君と、毎日

公園への道のり。

 

公園では、大きな遊具に登ったり

滑り台をすべったり

楽しげな君の笑顔。

 

公園の木々が、紅葉しだし

落ち葉の中、サクサクと歩いた。

 

空を見る。

もう、秋の空だ。

 

小さな君の手をとって

一緒に、季節を感じる。

 

こんな風に、また、空を見るような

生活を送るのは

いつぶりだろうか・・・

 

小学生の頃、自転車に乗れば

どこまでだって行ける気がした。

 

天気の悪い曇り空

向こうの空が晴れている。

 

よし、あの空の下に行こう。

 

走っても走っても

あの空の下には、辿り着かない。

あー・・・

空って、思ってたより広いんだ・・・

 

部屋のベッドに横になり

窓から見える空を見るのが好きだった。

 

中学、高校、そして社会人

私は、空も季節も素通りして生きてきた。

 

部署は、1階の陽当りの悪い部屋だった。

仕事が終わって帰る頃には、外は真っ暗だった。

 

資料室に使われていた部屋が

2階にあって

そこの窓から飛び込んできたのは

昼の明るい空だった。

 

どうして、こんな天気のいい日に

自分は、会社にいるんだろう・・・

朝8時から残業して深夜に帰る生活は

まったく人間らしくない。

そんなことを思った。

 

寒くなったね。

君にマフラーを巻きながら

公園に向かう。

 

もう、空気が冬の匂いがする。

 

冬のはりつめた空気が

子供の頃から、好きだった。

 

青空、入道雲、夕日、新緑、紅葉・・・

桜、向日葵、紫陽花・・・

風、雨、雷、雪・・・

 

君と一緒に

巡りくる季節を感じてる。

 

ありがとう。

君が生まれてきてくれたから

一緒に、また、季節を感じたり

空を見ることができた。

 

あの時、落ち葉と変わらない

君の小さな手は

私のてのひらより大きくなった。

 

もしも、君が空を忘れたら

この日のことを思い出してほしい。

砂漠の熱帯魚

砂漠の熱帯魚