あの空は夏の中

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人生最高の贈りもの

たまたま、朝、再放送していたのを見た。

 

川辺で謝ってる女性と、それを承諾する男性。

 

なんだろう?

気になって見始めた。

 

川辺で謝ってる女性は、主人公のゆり子。

石原さとみ主演。

で、承諾する男性役は向井理

 

ゆり子は、大きな荷物を持って実家に帰る。

実家では、書斎で仕事をする父がいて

突然、帰ってきた娘に驚き

夫が浮気やギャンブルをしたのか?と問い詰めるが

「そんなことしないのは、お父さんの元教え子なんだから

わかってるでしょ?」と

どうやら、向井理はゆり子の夫で

父の元教え子らしい。

 

部屋はキレイな状態で、台所も料理をする人用に

片付いている。

それを、ゆり子は父が女性を出入りしてるのでは?

と不機嫌になるが、母が亡くなって一人になった

父が料理を始めたことを知り笑い出す。

 

ここらへんのコミカルな感じは笑えるw

 

そして、近所の世話焼きおばさんが出入りしたり

(この近所のおばさんは父の女性関係には含まれないらしいw)

父は翻訳家で、担当編集の若い男性が来たりする。

担当編集は、ゆり子のことを知っていて

「離婚でもしたんですか?」と嬉しそうに言ってるあたり

ゆり子のこと好きなのバレバレwww

 

ずっと、ゆり子が父に対して

敬語で話すのが気になったw

そんなに親しい親子関係ではないのかな?

 

ゆり子に内緒で

ゆり子の夫に会いに行って真実を知るんだけど。

 

ゆり子が、ガンで余命わずかであること。

そして、あの川辺のシーンになり

「亡くなったお母さんとは、いっぱい話したけど

お父さんとは、きちんと話したことがない。

最後に、お父さんとの思い出を作りたい。」

 

私も、母を亡くしている。

そして、実家には父がいる。

もし、自分が同じ立場になったら?

と、考えたら私なら帰らない。

 

これは、ドラマだから

翻訳家の父の仕事を手伝うとか

一緒に何かをやり遂げるとか

一緒に料理を作るとかあるけど

私が、実家に帰ったところで

なーんもないから思い出どころか

つまらないwww

それに、このドラマでは一人娘。

私も娘だけど、うちには他に兄弟がいる。

 

ゆり子夫婦は、何でも話す仲の良い夫婦みたいで

ゆり子の過去の話は、だいたい夫が何でも知ってるw

ゆり子が、学生時代に父から本当は

「大丈夫だ、お前ならやれる」

と、褒めてもらいたかった話とか。

 

あと、ゆり子のことを

ファザコン」だとも言ってるしwww

 

真実を知った父が、知らなかったように振る舞うけど

おかしいと思って、夫に電話で会ったか?聞くと

まぁ、嘘つくのヘタな夫みたいで

すべてバレバレwww

 

とうとう、ゆり子が帰る日

父が、料理の話をして夫に作ってやれと言って

そこで

「大丈夫だ、お前ならやれる」

と、ゆり子が、ずっと言ってほしかった言葉をくれる。

 

あー・・・

ガンを知ってる人ならわかるけど

元気に動けて、ごはんが食べられるうちに

父と一緒に過ごしたから

夫のところに帰ったら、闘病生活になるんだろうな・・・

 

タイトルで、これは娘から父への贈りもの?と

思ったけど、父から娘への贈りものでもあったのか!

 

父は、娘との時間を一緒に過ごせて

娘は、ずっとほしかった言葉をもらう。

 

朝から、泣いてしまった・・・

 

ゆり子の闘病生活とか描かず

父も、いつも会う友人とバーで会ったりして

笑顔だけど、フッと寂しい笑顔になって終わる。

そんなドラマだった。

 

あとから知ったけど

脚本家が、岡田惠和だったんだな。

どうりでw

 

岡田惠和って、別のドラマでも

余命わずかなドラマ作ってたけど

闘病生活は描かずに終わったんだよね。

 

この脚本家は、めっちゃ良いものを作るか

は???と思うものを作るかの

どっちかだからw

 

今回は、めっちゃ良い脚本の方だったw