あの空は夏の中

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クレイマー、クレイマー

当時、初めてテレビで見た時から

なんか古い映画みたいだなぁ・・・

全体的に古さを感じた。

 

あとタイトルが「クレイマー、クレイマー」と

同じ言葉を繰り返してるのも

「グリーン・グリーン」みたいな?

とか思う子供だったw

 

妻が突然、出ていって

息子とふたりになって家事に追われる父親が

失敗しながら息子と向き合う映画?

としか思ってなかったw

あと、エレベーターが何か特徴的だったw

 

それから、少し大きくなってから

またテレビで見ることがあって

あ、これは

夫も「クレイマーさん」で妻も「クレイマーさん」

だから、同じ言葉が繰り返してたのか!!

離婚問題をテーマにした映画だったんだなぁ、と。

 

家事育児すべてを押し付けられた妻が

やりがいのある仕事がしたいって相談するけど

夫は取り合わなくて妻が出ていって

初めて、家事と育児を全部自分でやらなきゃいけなくなる。

使ってた洗剤の場所もわからない。

買い物でも何の種類の洗剤を買ってたのかもわからず

息子のが知っていて

頼りない父親に呆れながらも

徐々に距離を縮めていく。

 

家事も育児もこなすようになった夫だったが

仕事を失うことになり

 

妻が出ていってから離婚が成立し親権も夫だったが

職を手に入れた妻が今度は息子の親権で

裁判で争うことになる。

 

という映画だった。

 

映画を見てる側としては、きっと夫側に

感情移入すると思う。

慣れない家事や育児に翻弄しながら職を失い

今度は息子も失う・・・

 

でも、もっと大人になると

妻の相談に最初から取り合ってたら

こんなことにはなってなかったし

妻の言い分も、きちんとわかる。

 

そして、この映画に悪い人はいないのだ。

 

それが、わかるのは最後のシーン。

 

夫も妻も、息子を愛しているだけなんだ。

 

まぁ、そーいうのがわかるまでは

かなり時間がかかる映画だったw

まだ、小学生の私には難しかったねwww

 

大人になってから、じわじわと考える映画だ。

 

そして、エレベーターが特徴的だって思ってたけど

実は、このエレベーターのシーンは

とても重要な役目をしてた。