野島伸司作品。
もう、この頃には野島伸司作品が好きになってた頃だと
思う。
特に、このドラマは大好きだった!
個性的で豪華。
少年鑑別所に入った少女たちの話がメインに
ストーリーは繰り広げられる。
傷害事件を起こした藍(広末涼子)の交流や
藍と同室の仲間になる安奈(中村愛美)
小鳩(真柄佳奈子)
片想いをしていた。
兄が亡くなったショックで失明してしまった千尋の
そばにいて、ずっと、片想いを隠しながら
過ごしてると思ってた。
でも、藍との出会いで、教官が自分より藍に惹かれてることを
知って、いろいろと嫌がらせするんだよね・・・
なんか、このあたりから麻生祐未ってイヤな役が
多くなったのかな?
自殺未遂を繰り返す安奈は、紘毅(窪塚洋介)から
洗脳され言いなりになっていた。
その紘毅は悪魔のようなカリスマをもった少年で
彼もまた少年鑑別所にいる。
このドラマで一番救いがなかったのは真白だった。
このドラマで池脇千鶴を知った。
義父から性的虐待を受けていて
少年鑑別所から出た後、迎えに来た母親が義父とよりを
戻していて家に帰ると、また性的虐待を受けるシーンがあって
母親は見て見ぬ振りしてたんだよね・・・
最悪だ・・・
男がいない時は真白に依存するくせに、男ができると
真白を邪険にする最低な母親だ。
でも、真白は母親には自分が必要って思ってたんだよね・・・
で、自ら思い出の場所で自殺してしまう・・・
真白の葬儀に、仲間たちが出席するんだけど
藍は、もともと激しい性格だったから
義父に傘で刺すんだけど
私的には、いいぞ!!もっとやれ!!
と、思った。
多分、性格的には一番近いのが藍だった。
広末涼子は、特に好きじゃなかったけど
この役は好きだった。
一番、ココロに残ってる話は
教官の兄の死の真相で
「才能には2種類ある。枯れる才能と泉のように湧き出る才能。
兄は前者だった・・・」
と、語るところで、この才能には2種類あるって考えは
野島伸司自身が感じたことなのかな?とか
「才能」というものを考えるようになった。
そして、ずっと兄を想い続けてると思ってた千尋は
兄の才能に惹かれてただけだったとか
兄より、実は弟の教官に才能があると見抜いて
失明のフリをしてたとか・・・
なんか、いろいろ人間の複雑な感情を描いてたと思う。
悪魔のようなカリスマをもった紘毅は
学校で仲間と悪ふざけをしてて
自分が無精子症だと知ってしまってから
フツーの道から外れていってしまったこととか・・・
基本、野島伸司作品って、難しい役が多いと思うから
ほんと、演技が上手い人多いなと思う。
ほんとにすごい!!
主題歌にレベッカの「フレンズ」を使ってたのも
めっちゃ懐かしいなと思った。
あと、このドラマにも合ってた。