あの空は夏の中

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リップヴァンウィンクルの花嫁

大好きな岩井俊二作品映画。

 

たまたま、ネットで存在を知り

見始めた。

 

最初は、主人公・七海(黒木華)が

何でも、ネットひとつで手に入る今の世の中を

描いてる作品に思えた。

ネットひとつで、結婚相手さえも手に入ってしまう。

そんな、お手軽に何でも手に入る世界。

 

ところが、この映画は二部構成?と思うくらい

後半部分が別映画のようになる。

 

簡単に結婚してしまった七海は、すぐに離婚されてしまう。

何もかも失って「なんでも屋」の安室(綾野剛)から

不思議なバイトを紹介される。

大きな屋敷にメイドとして住むだけのバイト。

そこには、真白(Cocco)もメイドとして住んでいて

ふたりの暮らしが始まる。

 

あのCoccoが演技してる!!と驚いたのと

そのCoccoの役が本当に重要で

前半部分は何だったんだろう?と思うくらい

Coccoとの生活からが、岩井俊二作品の良さが

めっちゃ出てる。

 

花とアリス」からの久々の岩井俊二作品を

楽しんだ。