昔、ネットで、この本の紹介を読んで
買って読んだと思う。
かなり、モヤモヤしてて
ずっと覚えていたのに
最近まで忘れていたから
ブログに残しておきたいと思い
書くことにした。
読んでも、読んでも、難しくて
ドラマ化された時も、ドラマも見た。
けど・・・
結局、犯人はわからないってこと・・・?
主人公カスミが、不倫中に5歳の娘が失踪してしまう。
4年後、5歳の娘は見つかっておらず生死すらわからない。
元刑事と一緒に、娘の事件を追っていくけど
どれも空想の中の話ばかり・・・
出てくるキャラ、すべてが犯人も見えるし
犯人じゃないってなる。
この小説を、ミステリー物だと思って
読んだのが間違いだったのかも・・・
犯人探しがメインの小説じゃなかったのかも。
なぜなら、カスミって女性の生き方が
繊細に描かれているから。
北海道の実家を捨てたこと等・・・
事件後、不倫相手と再会するけど
不倫相手の男性は、妻と離婚していて
若い風俗嬢のヒモとして楽しそうに生きていた。
かなり、びっくり・・・
最後、カスミは悟る。
ああ、娘が私を捨てたのだ、と。
そして、今度は、自分自身を探す旅に出る。
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